どんな幼稚園?

CONCEPT

子どもは未来の社会を担う宝物。平和で幸福な社会を作ることができる基礎は幼児期に築かれます。秀でた能力を養成することは重要ですが、それ以上に生きる力の基礎となる人間力の育成を何よりも大切にした幼児教育を実践しています。

VISION

人としての幸せを追求するための発信地となる園を目指しています。

教育理念

  • 「全人教育とピアジェ理論」

    “清い心” “よい頭” “強い体” の調和のとれた全人的な人間教育をめざします。幼児期の人間形成には、どれか特定の分野に偏ることなく全般的な様々な経験をすることが大切だと考え、自ら頭を使って工夫をする活動から、思いきり身体を動かす活動まで多様なカリキュラムが当園にはあります。それらのカリキュラムを、お友だちと共に経験し、共に育ち合うことを大切にしています。
    誠心幼稚園が始まった50年前、知育を行っている幼稚園はほとんどありませんでした。そんな中私たちは、幼児の発達を理解するために「ピアジェ理論」を学び、幼児の知的教育の重要性を実感しました。そこで、独自の研究会を立ち上げ、ピアジェ理論を元にしたカリキュラムを作成し、今日の教育活動に至っています。「人生を自分で切り開いていける人間になってほしい」「自分で考え、自分で行動できる人になってほしい」という願いが、カリキュラムの重要な要素となっています。少し前のゆとり教育の風潮が薄れ、学習指導要領の改定でも再び知育が重要視されている昨今ですが、単なる押しつけの“お勉強”では、幼児にとって楽しめるはずがありません。「どうすれば遊びながら知的能力を伸ばせるか」「どのようにアプローチすれば子どもの能力を最大限伸ばせるか」という、長年にわたる確かな研究実績に基づいた教育を行っています。

教育方針

  • 思いやりのある心を育てる

    幼稚園は子ども達にとって初めての集団生活です。子どもは子どもの中で育ちます。幼稚園の一日は、子ども自身が自由に考え、進んで行う活動と、どのような活動をするかを決めた一斉の活動があります。教師が子ども達を一方的にリードし、指導する保育ならば、子ども達同士の衝突は少なくなりますが、思いやりの心は育ちません。思いやりの心は、他者との衝突や葛藤を通して生まれてくるものです。教師は、子ども達に社会生活の中で自分のあり方を学べるようにすることで、思いやりを育てていきます。また、小動物や植物の世話を通してやさしい心を育てます。

  • 失敗から学ぶ(ピアジェ理論)

    20世紀最大の発達心理学者ジャン・ピアジェ博士は「子どもにとっての最大の学びは、失敗した時にこそ存在する」と言いました。彼の理論を基に開発された教材を使い、子どもが自ら考え、失敗しながら工夫をすることで、自分自身で発見することを通して、思考力を養う教育をしています。正解ややり方を教えられる教育は、素早く簡単にできるようになるように見えますが、それは子どもの本当の力、能力の獲得ではありません。上手くいかなくてどうしようかと考えること、自ら試行錯誤し、友達と協力してともに考え、チャレンジし、その結果として「そうなんだ!」「こうやればいいんだ!」と気づき、発見すること(=めざまし体験)こそ何よりの学びなのです。

  • 山の自然と畑活動から学ぶ

    姉妹園の誠心相陽幼稚園の畑では、ジャガイモ・サツマイモ・大根の種まきや収穫を行います。畑が近くにあるおかげで、出来上がった作物をただ収穫するのではなく、生長の段階を観察したり、畑の整備の手伝いをしたりします。収穫は他学年と一緒に行うことで、見習ったり、お世話をしてあげたりする姿が見られます。また相陽幼稚園の裏には「自然の森」があり、季節季節によって木々の中を思いきり走り回ったり、坂でソリ遊びをしたりします。

  • 調和のとれた強い体づくりを目指す

    専門の体育講師による系統だった体育指導、広い園庭を駆けめぐり自由に遊ぶこと、さらに園外園の誠心相陽幼稚園での自然体験等を通して、強い体づくりをめざします。近年導入した安田式体育遊具(複数台のサイズの違う鉄棒や平均台、マット、大小2本の雲梯等)を自由あそびでもフルに活用し、遊びを通して運動能力の向上を行っています。また、新体操、リトミックやクリエイティブ・ムーブメント、リズム・バリエーション等、音楽と合わせての総合的な活動を通して心身の豊かな発達に努めます。

  • 何を(What)ではなく、どう(How)経験するかを重視する

    誠心幼稚園では、子ども達がさまざまな活動を経験できるようにカリキュラムを組んでいます。しかも、常に子どもの側に立って、「どうすれば子ども達は喜んでくれるのか?」「存分に自己を表現できるのか?」と配慮しながら取り組んでいます。例えば、どんなに素晴らしく描けた絵でも、教師の指導そのままの「下請け活動」でつくった製作では、クラスみんなが同じ作品となり、”表現する”という行為そのものが欠落しているばかりか、指示がないと活動できない人間になってしまいます。子どもの立場に立つというこの姿勢は、決して子どもを自由に甘やかすのではありません。どんな人間に育ってほしいかのというビジョンを基に、子ども達が本来持っている好奇心や活動欲を活かし、あるべき成長を促すための姿勢です。

教育目標

  • 「清い心」 美しいものを見て美しいと感じる心、人の優しさを感じられること、人に親切にできること。
  • 「良い頭」 知識を詰め込むのではなく、自ら工夫し考えられる力。
  • 「強い体」 思い通りに動かすことができ、怪我をしない身体。身体を創ることは頭をつくること。